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レイヤ設定「乗算」で色の重なりを表現する

色ガラスや色セロハンを重ねたような表現をする時、重なった部分の色を想像して描くのは大変です。その点、レイヤの設定を「乗算」にすれば問題なし。重なった部分のRGB値を計算する方法もご説明しています。

ピクじろう ねえねえ、色ガラスやセロハン紙を重ねたような透明感のある表現はどうすればできるの? 重なった部分の色を想像して塗らなければいけないのかなあ。

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小秋 いえいえ、そんなことはしなくていいわ。簡単にできる方法があるのよ。ちょっとやってみましょうか。新規キャンバスを開いて、何か図形を描いてみて。
ピクじろう よいしょ。オレンジの四角形を描いてみたなあ。

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小秋 描けたらレイヤを追加して、今描いた四角と一部が重なるように、図形を描いてみて。

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ピクじろう 今度は水色にしてみたよ。

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小秋 描けたら、追加したレイヤのアイコンを右クリックして、開いたメニューから「設定」を選択よ。

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ピクじろう 「レイヤ設定」というダイアログボックスが表示されたなあ。

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小秋 真ん中に「合成方法」という欄があるでしょう。脇の[▼]ボタンをクリックして、リストを展開させ、「乗算」を選んでね。

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ピクじろう あっ、四角と四角が重なりあった部分の色が変わった。これこれ、僕がしたかったのはこれなんだ。

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小秋 「乗算」にしたレイヤの画像の色は、その下のレイヤの画像の色と掛け合わされて表示されるのよ。計算式は、下のレイヤの画像の色のRGB値×重ねたレイヤの画像の色のRGB値÷255。例えば、ともにR:G:B=0:0:102の画像を重ねた場合、重なり部分の色は102×102/255=40.8≒41でR:G:B=0:0:41となるわ。

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ピクじろう うーん、うーん、難しくてよく分からないや。でも、スポイトで重なった部分の色を拾ってみたら確かにそうなっているなあ。

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小秋 とりあえず、ピクじろう君の言う「色ガラスを重ねたような表現」は、「乗算」を使えばできるということだけ分かっていればOKよ。色々試してみて、好みの色の組み合わせを見つけてね。
ピクじろう うん、分かったよ。ところで、写真を「乗算」にすることもできるの?
小秋 できるわよ。試しにさっき描いた図形の上に新規レイヤとして写真を貼りつけて、そのレイヤを「乗算」にしてみて。
ピクじろう あっ、犬塚君の画像の下に、下のレイヤの画像が透けて見える!うーん、何だかアートっぽいぞ。

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小秋 そうね。あと、写真の上にレイヤを追加して、そのレイヤを「乗算」にし、全体を塗りつぶすと、写真に色ガラスをかぶせたような表現もできるわよ。

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ピクじろう うーむむ、これは面白い。僕のアート魂に火がついてしまったなあ。さっそく何か作ってみよう。

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